リニアL0系 初めて実験線に 印刷
2013年 6月 03日(月曜日) 00:00

各紙によれば東京と名古屋を結んで13年後に開業する予定のリニア中央新幹線で、営業運転に向けて開発されたリニアモーターカーの車両が、山梨県の実験線に3日、初めて姿を見せた。リニア中央新幹線は、JR東海が平成39年の開業に向けて本格的な走行試験を進めるため、山梨県内にある実験線を長さ43キロに延長する工事を進めているもの。この実験線に、営業運転に向けて開発された「L0系」と呼ばれるリニアモーターカーの新型車両が3日、初めて姿を見せた。おととしまで試験走行を繰り返したリニアモーターカーを基に開発され、営業運転に向けて客室の居住性を高めるため、車体の断面を従来の半円形から四角形に近づけている。開業後は時速500キロの最高速度で東京と名古屋を最短で40分で結ぶ計画。