四国でツキノワグマ撮影 環境団体「確実に繁殖」 印刷
2013年 6月 06日(木曜日) 00:00

世界自然保護基金(WWF)ジャパンは5日、徳島、高知両県にまたがる剣山系でツキノワグマの親子3頭の撮影に成功したと発表したと各紙が報じた。環境省は四国では絶滅の恐れがあるとしているが、WWFジャパンの担当者は「確実に繁殖していることを示す貴重な姿を捉えられた」と話している。剣山系の標高1020メートル地点の南東向き斜面にある冬眠用の巣穴付近で確認。推定13歳の雌1頭と子グマ2頭で、4月から5月にかけて約100回撮影したという。