新国立競技場 年内に着工 設計作業順調 JSC概要発表 印刷
2016年 6月 28日(火曜日) 09:59

日本スポーツ振興センター(JSC)は24日、2020年東京五輪・パラリンピックの主会場となる新国立競技場の基本設計の概要を発表した。19年11月の完成時期、約1490億円の工事費とも変更はなく、新国立競技場設置本部長の池田貴城理事は「設計作業は順調に進んでおり、年内に着工できる」と述べた。東京都内で開いた記者会見には、デザインした建築家の隈研吾氏や、隈氏の事務所と共同企業体を組む大成建設と梓設計が出席。昨年の技術提案書の段階からの変更点を説明した。