祇園祭・後祭、10基が山鉾巡行 印刷
2016年 7月 25日(月曜日) 20:34

京都・祇園祭は24日、2014年に復活した後祭の「山鉾巡行」が行われ、豪華な装飾品に彩られた山鉾10基が都大路を進行した。行列の最後尾となる大船鉾の船首には、幕末に焼失し、今年復元された竜頭(高さ約2メートル)が飾られた。祭列は前祭と逆ルートをたどって、四条烏丸を目指した。大船鉾は幕末の「蛤御門の変」で焼失し、150年ぶりに、14年から巡行に加わっていた。竜頭は設計図がなく、専門家の調査を基に今年完成させた。