安倍首相の不当な発言を批判=外交部 打印
2020-05-27 13:33

日本の安倍晋三首相が新型コロナウイルスについて、不当な発言をしたことを受け、外交部の趙立堅報道官は26日の定例記者会見で、「盲従した政治が科学的判断をしのぐべきではなく、団結と一致をすることが人類にとって感染症と戦う最も有力な武器になる」という考えを示しました。

また、趙報道官は「新型コロナウイルスの起源問題は厳粛な科学的問題であり、事実と科学的根拠が必要である。この問題は科学者と医学専門家の研究が必要だ」と述べました。

趙報道官はさらに、「われわれはウイルス発生源の問題の政治化と汚名化に断固として反対する。こうした行為は世界保健機関(WHO)、研究機構および医学専門家の意見にも反している。また、国際社会をはじめ、中日両国による感染症の共同予防・抑制に対する努力と期待を裏切る行為でもある」と指摘しました。そのうえで「盲従した政治が科学的判断をしのぐべきではない。互いに協力し団結することが感染症と戦う最も有力な武器だ」と強調しました。