福建省平潭海峡大橋が開通 打印
2010-12-01 16:26

福建省にある中国で5番目に大きな島、同省最大の島である平潭島と本土の福清市を結ぶ平潭海峡大橋が30日、開通しました。

この橋の起点は福清市瀚鎮小山の東で、海壇海峡をまたいで、北青嶼を経由し、平潭娘宮に至ります。橋の全長は4976メートルで、そのう ち橋梁(きょうりょう)部分は3510メートルです。この大橋では5000トン級の汽船が通航できます。プロジェクトの投資総額は11億394万元で、 2007年11月に着工されました。

平潭県は台湾海峡西岸にあり、台湾の新竹からわずか68カイリで、台湾に最も近い県です。これまで、本土との行き来はすべてフェリーに 頼っていました。橋の開通により、島に住んでいる40万人の住民が本土に行くのは大変便利になり、平潭の投資環境の改善や平潭総合実験区の開発、台湾海峡 西岸経済区の建設に重要な役割を果たすことも期待されています。