天津爆発事故被災エリア、回復作業をレベルアップへ 打印
2015-10-04 00:32

天津浜海新区の政府筋によりますと、8月12日の爆発後、居住環境に対する地元住民の懸念を減少し、生活の品質を保障するため、被害がもっとも深刻な3つの住宅地区で環境整備を行うことになりました。これらの住宅地区では、今後政府により毎年一定の資金が拠出され、環境整備に充てられるとしており、1年目には最低でも3000万元が拠出され、芝生や地面のタイル舗装がやりなおされ、屋外の娯楽施設がリニューアルされるとしています。

冬の訪れまでに住民が家に戻れることを保障するため、壊れたドア、窓の取替えも急がれています。

またその一方、各コミュニティーでは、爆発事故で精神的ショックを受けた住民のために『心のケアスペース』を設け、ボランティア組織が手配した専門カウンセラーが定期的に訪問し、被災者の心理ケアを提供するということです。