中国商務省、TPP交渉の終了に立場を表明 打印
2015-10-08 00:00
TPP・環太平洋パートナーシップ協定に関する交渉がこのほど終了したことを受け、中国商務省報道官は6日、「TTPは、アジア・太平洋地域における重要な自由貿易協定の1つである。中国は世界貿易機関の規則に合致し、アジア・太平洋地域経済一体化の促進に役立つ制度建設に開放的な態度を持ち、TTPが当地域の他の自由貿易協定と互いに促進し、共同で当地域の貿易と投資及び経済発展に貢献できることを期待している」と明らかにしました。

ところで、アメリカ、カナダ、日本など12カ国は5日、5年間にわたるTPP・環太平洋パートナーシップ協定に関する交渉を終え共同声明を発表しました。この協定に基づき、アメリカ、日本などを含むTPP参加国の間で、自動車や米など多くの商品の貿易障壁を撤廃することが求められます。