大嘗祭の米収穫控え「大祓」 栃木と京都で 打印
2019-10-01 23:36
11月の大嘗祭に使う米を収穫する「斎田抜穂の儀」を27日に控え、斎田が設けられた栃木県高根沢町と京都府南丹市で26日午後、儀式関係者のおはらいをする行事「斎田抜穂前一日大祓」が行われた。高根沢町の鬼怒川や南丹市の大堰川の河原で午後3時ごろから行われた。宮中祭祀を担う掌典が、天皇陛下の使者の「抜穂使」と斎田の耕作者の「大田主」らのおはらいを行い、その際使った「大麻」と呼ばれるサカキと、麻や絹の布を川に流し、約15分で行事が終わった。