山岳遭難者、最多3129人 死亡・不明342人 警察庁 打印
2019-06-18 09:19

2018年に全国で起きた山岳遭難は2661件で、遭難者数は3129人に上り、いずれも統計が残る1961年以降で最多だったことが13日、警察庁のまとめで分かった。死者・行方不明者は計342人で、354人だった17年に次いで2番目に多かった。遭難者の約7割がハイキングや沢登りなどの登山者だったほか、山菜・キノコ採りが約1割を占めた。遭難者の年齢層別では60歳以上が全体の半数を超え、中でも70代と60代がそれぞれ698人、692人と多かった。