中国、均衡のとれた人口成長を推進 印刷
2010年 12月 21日(火曜日) 14:47

国家人口・計画出産委員会の李斌議長は、このほど記者の取材に答え、「今後5年、国民の素質を高め、人口の長期的かつ均衡のとれた増加を促していく」と述べました。

李議長によりますと、これまでの5年、中国の人口の増加率は年間1000分の6以下という低い水準にコントロールされ、人口の構造や地域 的な分布も改善されました。今後5年、先天性異常の発生率の減少、出生人口の男女比率における不均衡状態の改善、流動人口への公共サービスの均等化、老人 向け介護システムの構築などに力を入れることにしています。そのために関係部門は国際協力を引き続き強化していくということです。