子供時代の暴力、大人後に自殺のリスクが高まる 印刷
2010年 8月 18日(水曜日) 18:10
スウェーデンカロリンスカ医科大学が17日に発表した最新研究によりますと、子供時代によく暴力を受けたあるいは人によく暴力を振るった経験がある人は大人になってから自殺のリスクが高まることがわかりました。

この医科大学の研究者は1990年代から自殺に関連する精神的ケアを受ける患者を対象とする長期的追跡調査を実施し始めました。調査結果によりま すと、子供時代によく暴力を受けた人の自殺のリスクは普通の人の2倍となり、子供時代によく暴力を振るった人の自殺のリスクは普通の人の4倍となることが 分かりました。

研究者は暴力の視点から自殺行為の原因を調べることは新しい研究方法で、この成果は自殺行為をする人に適切な治療を行うために有利で、その自殺行為再発を効果的に予防することができるということです。

(翻訳:HUANGJING)