<広州アジア大会>薬物は、これまで中国国内にはなかった 印刷
2010年 11月 25日(木曜日) 15:37

中国アンチ・ドーピングセンターの趙健副主任は24日、「これまでのドーピング検査で検出された興奮剤のメチルヘキサナミンはこれまで中国国内では検出されていなかったものだ」と述べました。

趙健副主任は、「興奮剤のメチルヘキサナミンが2009年に世界アンチ・ドーピング機構(WADA)に禁止薬物リストに組入れられて以来、われわれは中国選手に対し何度もドーピング検査をおこなったが、これまでこれは検出されていなかった」と述べました。

趙健副主任はまた、「『世界ドーピング防止規程』によると、選手は禁止薬物を使用しないという責任があり、栄養食品への選択にも十分注意しなくてはならないことになっている」と語りました。(張)