温家宝首相、上海協力機構開発銀行の設置を提案 印刷
2010年 11月 26日(金曜日) 15:47
温家宝首相は25日、タジキスタンの首都ドゥシャンベで、「上海協力機構の加盟国は、銀行連盟の枠組み内での協力を推進し、ビジネスの融資ルートを拡大 していくこと。また、機構の開発銀行の設置を視野において、共同出資、共同受益という新しい方式を検討すること」を提案しました。

この日、上海協力機構第9回首脳会議がドゥシャンベで開かれました。温家宝首相は会議で、機構内の協力強化について6つの提案しました。それに は、経済・貿易協力の活性化、エネルギー協力の拡大、道路や鉄道、情報スーパーハイウェイなどインフラの整備、農業協力の強化などが含まれています。

会議の後、各国の首相はコミュニケに調印しました。(朱丹陽)