TOHO-NEWS 2012年4月23日 印刷
2012年 4月 23日(月曜日) 17:14

<大熊町長>

「政府は誠意欠けていた」 国会事故調で大熊町長が批判

国会の東京電力福島原子力発電所事故調査委員会の第11回委員会は22日、会津若松市の会津大で開かれ、大熊町の渡辺利綱町長らが参考人として出席したと各紙が報じた。渡辺町長は福島第一原発事故の発生当時、情報不足に陥ったことを説明し「政府に誠意が欠けていた。不信感を引きずっている」と政府の対応を批判したという。

<脱原発パレード>

渋谷で脱原発求めるパレード 1千人が参加

脱原発を求めるパレードが22日、東京都内であったと各紙が報じた。主催者の集計によると約1千人が参加。約3キロをデモ行進した。代々木公園で開催された環境イベント「アースデイ東京」の一環。5月5日の「こどもの日」に、北海道電力泊原発の3号機が定期検査入りし、国内で稼働する原発がゼロになることから、緑色のこいのぼりを掲げて「子どもたちのために原発のない未来を」と訴えた。

 

<クジラと衝突?>

高速船がクジラと衝突か 目視以外、有効策なし

22日午前9時ごろ、鹿児島県南大隅町・佐多岬の西約2キロの海上で、鹿児島発屋久島行きの高速船「トッピー1」が何らかの物体と衝突し、乗員乗客5人が重軽傷を負ったと各紙が報じた。海上保安部によると、衝突後、乗員が海に血のようなものの浮上を確認、クジラなどの海洋生物と衝突したとみて調べている。九州近海で高速船を運航する各社は対策を講じてはいるものの、目視以外に有効策がないことに頭を悩ませているという。

 

<金環食商戦>

金環食商戦 盛り上がり 観測機器、ツアーなど

太陽が月と重なり、リング状に輝く「金環日食」が観測できる5月21日を前に、関連商戦が盛り上がっていると各紙が報じた。日本での観測は25年ぶりとなるほか、今年は夏にかけて金星が太陽や月と重なる現象もあるなど、天文イベントの「当たり年」。観測機器メーカーが増産に乗り出し、ツアーも続々と登場するなど“天体ショー特需”への期待が高まっているという。

 

<キャノン西東京データセンター>

キヤノン、地盤が強固な武蔵野台地に「西東京データセンター」

各紙によれば4月19日、キヤノンマーケティングジャパンとキヤノンITソリューションズは東京都西東京市にデータセンターを建設し、拡大するアウトソーシングサービス事業やクラウドサービス事業の中核拠点として10月よりサービスを開始すると発表した。武蔵野台地のほぼ中央に位置し、立川断層など活断層からも離れた強固な地盤に建設しているため、津波や液状化などの自然災害リスクが低いとしている。