東京・神田の老舗「かんだやぶそば」で火災 創業130年 都の歴史的建造物 印刷
2013年 2月 20日(水曜日) 00:00

東京の老舗そば店として知られる「かんだやぶそば」(千代田区神田淡路町)から19日に出火、木造2階建て店舗約600平方メートルのうち約190平方メートルが燃えたと各紙が報じた。出火当時、店には約20人の客と従業員16人がいたが、けが人はなかった。神田署によると、店舗内の従業員用の食堂付近から出火したとみられる。同店は1880年(明治13年)創業で、現在の店舗は関東大震災直後の1923年(大正12年)に建てられた。老舗として人気を博しており、同店からのれん分けした「藪」の名を冠したそば店が、各地にあることでも知られる。