任天堂前社長山内溥氏死去 ファミコン生みの親 印刷
2013年 9月 24日(火曜日) 00:00

任天堂前社長で相談役の山内溥氏が19日、肺炎のため京都市の病院で死去したと各紙が報じた。85歳だった。山内相談役は1949年から02年まで社長を務めた。89年に花札製造で創業した同社を世界的なゲーム会社に育て上げた実質的な創業者。83年に家庭用テレビゲーム機「ファミコン」を発売し、今日のゲーム産業の繁栄を切り開いた。また私財を投じて06年に百人一首をテーマにした施設「時雨殿」を京都市内に建設。京都大学医学部付属病院の病棟建設でも尽力した。