広島県華僑華人総会が発足 印刷
2010年 12月 17日(金曜日) 15:44

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会長の盧濤さんか挨拶

広島県在住の中国人や中国出身者の交流を図る広島県華僑華人総会(会長・盧濤広島大大学院教授)が12日、発足した。県内の大学教授や企業経営者たち54人が呼び掛け人となり、経済や文化など幅広い分野で日中交流を進める。

広島市中区のメルパルク広島で創立大会があり、約300人が出席した。盧会長は「年齢や職業を超えて多くの人に参加してもらい、国際性と知性を備えた組織にしたい」と述べた。今後、スポーツなどのイベントを開くことを決めた。会員は約300人で当面千人を目標としている。 創立大会に出席した中国の鄭祥林・駐大阪総領事は13日、県庁で湯崎英彦知事と懇談した。鄭総領事は県と中国・四川省との交流に触れ「四川省の発展は著しい。経済的、人的交流を強めてほしい」とあいさつ。湯崎知事は「交流を増やすことが双方の国益につながる」と話した。 鄭総領事は懇談後、県が進める中国総領事館の誘致について「県の誘致もあり、次に設置するとすれば広島は有力ではないか」と述べた。

最終更新 2010年 12月 17日(金曜日) 16:08