サンマ漁獲枠、合意できず 中韓ロが反対、来年再協議 国際会合 印刷
2017年 7月 18日(火曜日) 21:34
日本や中国、台湾など8カ国・地域は15日、札幌市内で開いた北太平洋漁業委員会の年次会合で、国・地域ごとにサンマの漁獲枠を設ける日本の提案について合意できなかった。写真は、協議を終えた日本の代表団。日本が提案した国・地域ごとのサンマの漁獲枠新設については、中国や韓国、ロシアが時期尚早だとして反対し、合意できなかった。来年の会合で改めて協議する。日本政府は中国や台湾による乱獲が日本近海のサンマ不漁の一因とみており、防止策を早期に構築できなければ、サンマの高値が続く可能性がある。