横浜市の「待機児童」がゼロに 「横浜方式」で 印刷
2013年 5月 20日(月曜日) 00:00

保育所の空きを待っているいわゆる待機児童が3年前、全国の市町村で最も多かった横浜市は、独自に認可保育所を増やすなど対策を進めた結果、待機児童がゼロになったと発表した。林文子市長が20日、明らかにした。横浜市の待機児童は、3年前は1552人と、2年続けて全国の市町村で最も多くなり、横浜市は、昨年度までの3年間に認可保育所を144か所新設するなどして受け入れ枠をおよそ1万4000人増やしたり、専門の相談員を各区に配置して保育所の情報を保護者に提供したりして、独自に対策を進めていたという。