北京、「スマート・パトカー」が天安門広場に登場 印刷
2011年 1月 07日(金曜日) 17:39

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2011年1月5日、北京の警察が「スマート・パトカー」と呼ばれる自動的にバランスを調整できる二輪車に乗り、天安門広場をパトロールしました。

この「スマート・パトカー」は1人乗りで、2つの車輪と真ん中の高さが1メートルのハンドルからなるものです。警察は車輪を挟むペダルに立って、両手でハンドルを握り、身体の重心を傾けることで曲がったり、前に進んだりすることができます。このパトカーは主にパトロールで利用され、最高速度は人間のジョッキング速度に相当する時速20キロです。また、監視カメラ付きの「スマート・パトカー」は町の様子をリアルタイムに警察本部へ転送できます。

紹介によりますと、この小さくて操作しやすい二輪車は、狭い人込みの街、広場、歩行者天国などの場所でのパトロールに最適です。「スマート・パトカー」は目下正式に導入されておらず、天安門での試用が初めてです。今後の正式導入は現在検討中だとのことです。