「中国工業団地」、インドで建設はじまる 印刷
2016年 6月 22日(水曜日) 10:55

中国の中小企業協会が提案した、インドにおける中国工業団地の建設が20日に始まりました。これは「一帯一路(シルクロード経済帯と21世紀海上シルクロード)」構想の中の重点プロジェクトの一つとされています。

この工業団地は、中国企業の海外進出や生産能力の移転のための国際投資プラットフォームとして、グジャラート州のアフマダーバードに設立されるもので、「生産・加工」、「展示・取引」、「倉庫・物流」、「総合サービス」という4つの機能を持ちます。

外資を誘致し、工業団地の建設を速めるため、グジャラート州政府は一連の税収優遇政策や、誘致政策、およびその他の支援政策を講じており、中国工業団地と企業に対し多くの便宜を図っています。

この建設プロジェクトは3年後に竣工し、工業団地の第一期目は2018年にオープンする予定です。これまで、100社あまりの企業が進出の意向を示しているということです。