河南航空有限公司によりますと、8月31日午後、42人の死亡者が出た8・24旅客機墜落事件の遺族は賠償金の受け取り手続きを始め、手続きが済んだ一部の遺族はすでに帰途についたということです。
中国の財政省は31日、このほど洪水や土石流で被災した地域の人々を救済するため、民政省と共同で、自然災害の救済資金として20億500万元を拠出しました。
財政省は、「遼寧、吉林、山東、河南、四川、雲南、陝西、甘粛などでは深刻な洪水災害と土石流災害が発生し、地元の民衆の生活に大きな影 響をもたらした。地方政府の救済活動を支援するため、財政省と民政省はこれらの救済資金を拠出する。これらの資金は主に、被災者の避難や倒壊した家屋の再 建、死者の遺族への補償金などに用いられる」と述べました。(翻訳:玉華 チェック:大野)
中国民政省災害救援司が31日に発表したところによりますと、今年に入ってから、全国で延べ2億3000万人が洪水(土石流を含む)の被害を受けたということです。
8月31日までに、災害によって3185人が死亡し、1067人が行方不明となっています。また、1650ヘクタールの農作物が被害を受けており、直接的な経済損失は3504億元(4兆3400億円)に上りました。
被災地を支援するために、財政省と民政省はこの日、最も被害を受けた遼寧、吉林、山東、甘粛など8つの省に20億元(約250億円)の資金を拠出しました。(Katsu/大野)
31日午前11時10分頃、中国浙江省の舟山付近の海域で、フランス船が舟山籍の貨物船と衝突し、舟山籍貨物船内の7人は全員海上に落とされました。
浙江海事局によりますと、事故発生後、浙江海上捜索センターと海事部門は全力をあげて捜索し、これまでに、1人が救助されましたが、6人はまだ行方不明となっています。
一方、フランス籍のタンカーは無積載だったので、原油の漏えいはないということです。
現在、事故の原因は調査中です。(翻訳:玉華 チェック:大野)