チベット林業庁によりますと、チベットで保護されている野生動物の数がここ数年大幅に増えたことが分かりました。
現在では、チベットには795種類の野生脊椎動物が生息しており、うち、125種類が国の重点保護対象となっています。こうした保護動物 数の個体数が大幅に増え、チベットカモシカは1990年代半ばの7万頭から2007年の15万頭に、オグロヅルは3000羽から6000羽になりました。
現地の住民は、野生動物と人間が近距離で触れ合うようになったといいます。さらに、野外で野生動物を鑑賞するのが人気の観光プログラムになっているということです。(閣、大野)
温家宝首相はその中で、ヨーロッパとの協力を強化する意向を表明するとともに、ヨーロッパは中国が完全に市場経済の立場を取っていることを認め、中国に対 する技術製品の輸出制限を緩和すること、貿易保護主義に反対すること、さらに、金融危機や気候変動などの分野でヨーロッパ諸国と協力していきたいとの姿勢 を示しました。(閣、大野)
太平洋5ヶ国訪問の航海を続けている中国海軍の艦船は3日、最終目的地のオーストラリアのダーウィンに到着しました。ここで4日間の交流をします。今回の編成は遠洋訓練艦「鄭和」号、ミサイル護衛艦「綿陽」号の2隻となっています。
7月30日からスタートした今回の訪問航海では、これまでにパプアニューギニア、トンガ、バヌアツの4ヶ国を訪問しました。(閣、大野)
中国商務省が3日発表したデータによりますと、今年中国とアフリカ諸国の貿易総額は千億ドルを超える可能性があるということです。
今年上半期、中国とアフリカ諸国の貿易額は去年同期より65%増加し、612億ドルに達しました。
商務省によりますと、世界経済の影響を受け、昨年中国とアフリカの貿易額は減少しました。その回復と発展を推進するため、中国は今年7月 1日から、アフリカの26の後発開発途上国から輸入した製品の60%に対して関税を免除すると決めました。また、中国は優良企業がアフリカに投資すること を支援しています。現在合わせて1600社の中国企業がアフリカで農業、鉱業、加工製造業、インフラ施設及び商業などの分野に投資しているということで す。(翻訳:玉華 チェック:大野)
朝鮮の「労働新聞」が2日報道したところによりますと、朝鮮名勝地総合開発指導局は2日、韓国統一省に通知を出し、金剛山(クムガンサン)観光の再開を改めて討議するよう提案しました。
報道によりますと、朝鮮と韓国が1日、赤十字活動で協議した結果に基づいて、朝鮮名勝地総合開発指導局は、今月15日に朝鮮の開城(ケソ ン)で南北の会談を行い、金剛山地域にある韓国の不動産問題や金剛山観光の再開を討議するよう提案したものです。(翻訳:玉華 チェック:大野)