中国の温家宝首相は7日、専門機でトルコの首都アンカラ入りし、トルコへの公式訪問を開始しました。これは中国の首相としては8年ぶりのイタリア訪問です。

訪問期間中、温首相はトルコのエルドアン首相と会談を行い、両国関係の発展やハイレベルの交流、経済協力と貿易、投資、金融、エネルギー、交通、人文など分野での往来について意見を交わします。

8日午後、温首相はトルコ最大の都市エルドアンに赴き、トルコのギュル大統領と会談を行い、また、トルコの商工業界と文化界の人々よ座談会を行う予定です。（翻訳：huang jing）

温家宝首相は「現在、イタリアの中国での投資は約50億ドルだが、両国関係の地位とは不釣合いのものだ。中国はイタリアの企業の中国投資を歓迎する。中国企業のイタリアでの投資も年を追うごとに増えていくことだろう」と述べました。

中国の市場環境について、温首相は「中国は安定した政治、社会環境と完備したインフラがあり、外資を引き付ける上での法体制を絶えず整え ており、外資誘致のさらなる規範化を図っている。中国で登記済みの外資企業はすべて中国企業でもあるため、政策においても国民待遇を享受できる」と強調し ました。（翻訳：Yan、吉野）

上海市の楊雄常務副市長は、「これまでの5か月間に、上海万博の3大主体内容の一つだったテーマフォーラムは、国内外の多くの都市の管理 者、専門家、学者、企業家、展示代表者などを引き付けた。テーマフォーラムの開催は、素晴らしい万博の運営の成功に重要な貢献をし、将来の世界都市の発展 に有益な経験とモデルを提供した」と述べました。（翻訳：李陽　チェック：吉野）

医療救援隊の劉元東副隊長は、「医療隊はこれから被災者の避難所に入り、地元医療機関に飲用水の浄化を教え、また、被災者が集中して住んでいるエリアで消毒、殺虫、殺菌をし、飲用水の水質と衛生環境の一層の改善に努めていく」としました。（翻訳：Yan、吉野）