岡山県総社市とLIFULLは3月26日、総社市内の地域経済の活性化を目的に、空き家の活用を通じた地域活性化連携協定を締結した。同市は17年4月に「人口増推進室」を新設し、移住・定住の促進や空き家の活用に取り組むと共に「全国福祉先駆都市」を目指している。同協定に基づき、市内の遊休不動産の活用、それらを推進する人材のマッチング、育成等に取り組んでいく。
映画やドラマのロケが雨天中止になったら補償金を出します--。岡山県が4月から珍しい取り組みを始める。県は「晴れの国」として好天の多さをPRしており、ロケ誘致を加速させる。一定規模の上映や放送で、県内での撮影が2カ所かつ4日以上などの条件を満たすと、出演者の宿泊費や施設使用料などを1日最大15万円補償する。梅雨の時期は除く。
各紙によれば岡山県を中心にバス事業などを営む両備グループは8日、傘下2社の78路線のうち赤字31路線を一斉に廃止すると、国土交通省に届け出たと発表した。割安運賃を売り物にする他社が、両備の数少ない黒字路線への参入を計画。国も認める見通しとなったのに抗議する、異例の「実力行使」に踏み切った。地域住民の足への影響が懸念される。
天守が現存する国内唯一の山城、備中松山城本丸(標高430メートル)=高梁市=で8日、1年間の汚れを落とす大掃除が行われ、観光客らが迎春準備の光景をカメラに収めていた。この日は雪が降る中、建設業者や瓦職人ら5人が国重要文化財の天守や二重櫓などの屋根に登り、落ち葉やサルのふん、クモの巣などを取り払い、瓦のずれや破損などをチェックした。