国内有数の生マグロの水揚げ基地で知られる和歌山県那智勝浦町の勝浦漁港に13日、重さ307キロのクロマグロが水揚げされたと紀伊民報が報じた。今年最大のサイズ。勝浦地方卸売市場で約345万円（税込み）で競り落とされた。宮崎市のマグロはえ縄漁船「68号仁庄丸」（19トン）が10日午後11時55分、紀伊半島沖約320キロで捕獲。全長2・35メートルだった。

第65回全国青年大会郷土芸能の部で、「西岩代の獅子舞」を披露した和歌山県みなべ町の西岩代伝統芸能保存会が、最優秀賞を受賞した。西岩代の獅子舞は「古来の獅子舞の姿を取り戻そう」と2010年、地域の若者が中心となって保存会の前身の伝承会を発足。古老に話を聞きながら、50年間途絶えていた「汐汲みの舞」を復活させるなどし、12年に町の無形民俗文化財、今年3月に県無形民俗文化財に指定された。

和歌山県串本町は11月1日午前9時～11時、同町串本の町文化センターで、日米修交225周年記念式典を開催する紀伊民報が報じた。駐大阪・神戸米国総領事館のアレン・グリーンバーグ総領事らが出席する。ペリー提督の浦賀来航より62年前の1791年、ジョン・ケンドリック船長率いる米国商船レイディ・ワシントン号と、グレイス号が串本町の紀伊大島に来航した。それから225周年の節目を記念し、両国の友好を願って式典を開く。