経済ニュース

バナー
経済の先行きをもっと知り尽くしたい!! ビジネスの新大陸を発見!!

きふきふ*ふるさと往来クラブ

バナー
買い物で社会貢献するオンライン寄付サイト「きふきふ」で、NPO法人ふるさと往来 クラブの活動 を支援することができます。

地域情報特集

バナー
山梨県は東京から電車・車いずれでも2時間以内で到着する。山梨の魅力といえば、 なんといっても雄大な富士山。

東方通信社発行 学苑報

バナー
中国国内の大学にて、日本語科の学生に対して配布されるフリーペーパー
Home China Online CRI 中国科学者、初の体細胞クローンのサルを誕生させる
中国科学者、初の体細胞クローンのサルを誕生させる 印刷
2018年 1月 26日(金曜日) 09:36


米科学誌『セル』は25日、ウェブサイト上で、中国の科学者が、世界初の体細胞クローンのサルを誕生させたことを公表しました。

これは、中国科学院神経科学研究所、脳科学と知能技術卓越イノベーションセンターが成功させたものです。誕生したサルは2匹で、2017年11月27日に生まれた「中中」と12月5日に生まれた「華華」です。

中国科学院神経科学研究所の研究員、孫強氏をはじめとする研究チームは、有名なクローン羊の「ドリー」と同じ方法で今回のクローニングを行ったとのことです。

孫氏は「クローン羊のドリーに続いて、これまで馬、牛、ウサギ、猫、犬、ラクダといった哺乳類のクローンを生み出すことには成功していたが、ヒトに近い霊長類の体細胞クローンはまだ誕生していなかった。体細胞クローンは、遺伝子が同じであり、ヒトの病気をシミュレートしたサルを一年の間に数多く作り出せることが重要な点である」しています。

孫氏は今回の成果について、脳の病気のメカニズムの研究、その予防、治療に役立つとしており、とりわけ認知症や自閉症のほか、免疫不全、腫瘍、代謝病などの新薬開発を促すことができるとみています。