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東芝、「限定付適正」でも危機状態は変わらず 印刷
2017年 8月 14日(月曜日) 23:37

東芝は10日、遅れていた2017年3月期の有価証券報告書を提出した。米国での原子力関連の巨額損失の計上時期をめぐる監査法人との対立から、本来の期限である6月末に提出できなかったものだ。2017年3月期の最終損失は9656億円、3月末時点の債務超過額は5529億円になった。2018年3月末までに債務超過を解消できなければ上場廃止となる。  注目されてきたPwCあらた監査法人の判断は、決算についておおむね妥当とする「限定付適正」だった。