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各都道府県の地域経済トピックス  2014年2月 印刷
2014年 3月 01日(土曜日) 00:00

【北海道】輸出の拡大、観光・雇用情勢の回復に加え生産活動が持ち直すなど、緩やかな回復の兆し。

<新千歳空港の旅客数好調>

国土交通省新千歳空港事務所によると、2013年の同空港旅客数は前年比6.9%増の1,886.9万人と歴代2位を記録。

【青森県】緩やかな持ち直しの動き。

<平川市の木質バイオマス発電>

1月29日、平川市は津軽地の間伐材やリンゴの樹の剪定された枝を使い、県内初の「木質バイオマス発電」に取り組む市内の事業者に開発許可を出した。

 

【岩手県】持ち直しの動きが続く。

<住宅建築が増加傾向>

12月の住宅着工戸数は、分譲住宅前年比55.7%減少したものの、持家が23.4%増加、貸家が394.9%増加し、全体では前年比95.8%増加。

 

【宮城県】全体として景気は、震災復旧需要などに伴い経済活動は総じて高水準で推移しており、緩やかな回復の動きが続いている。

<仙台空港利用者が前年比15.3%増>

県は、平成25年の仙台空港利用者が307万3,261人(前年比15.3%増)となり、5年ぶりに300万人を超えたことを発表した。

 

秋田県】持ち直しの動き続いている 

<「ローソンファーム秋田」設立>

1月24日、ローソンは羽後町に農業生産法人「ローソンファーム秋田」を運営主体となる地元農家と共同出資で設立したと発表。

 

【山形県】持ち直しの動きが続いている。

<「山形ー名古屋」便を3月開設>

フジドリームエアラインズが「山形ー名古屋」便の3月開設を発表。山形空港への新規航空会社の参入は16年ぶり。同時期に日本航空により「山形ー東京」も増便。

【福島県】公共投資などの投資動向が依然として高い水準であることに加え、生産活動が持ち直してきたことなどから、全体では回復の動きが続いている。

<尾瀬国立公園入場者5.9%増加> 

2013年の尾瀬国立公園入山者数は34万4,200人となり、2012年と比較して1万9,300人のほど増加(5.9%増加)。

【茨城県】緩やかに持ち直しつつある。

<農業生産5年連続で2位維持>

県の2012年の農業生産額は前年比184億円(4.5%)増の4,281億円。1位は北海道の1兆536億円。2008年以降5年連続で全国2位を維持。

【栃木県】持ち直している。

<「とちぎ食の展示・商談会2014」開催>

1月29日、足利銀行は栃木県と共同で「とちぎ食の展示・商談会2014」を開催。過去最高となる182社・団体が参加。

 

 

【群馬県】緩やかに回復している。

<個人消費上向いている>

11月の大型小売店販売(店調前)は前年比0.5%増と3か月連続で増加。

 

【埼玉県】個人消費、生産活動が回復の動きにあるなど回復。

<GLP狭山日高市Ⅰ、Ⅱを建設>

物流不動産大手のグローバル・ロジスティック・プロパティーズ(GLP)は、埼玉県日高市に大型物流施設を建設すると発表。

 

【千葉県】一部に厳しい状況があるものの、回復の動きがみられる。

<成田利用者、開港以来2番目の多さ>

成田国際空港株式会社の発表によると、2013年に成田空港を利用した旅客数は3,538万人で、1978年の開港以来2番目の多さ。

 

【東京都】百貨店販売や輸出、公共投資が増加したほか、有効求人倍率が上昇するなど、持ち直し。

<百貨店売上が前年比3%増>

日本百貨店協会が発表した2013年の東京地区百貨店売上高(店調前)は、ボーナスの増加や株高による資産効果、訪問外国人の増加から、全体では前年比3.0%増の1兆5,652億円。

 

神奈川県】個人消費や輸出が持ち直すなど回復。 

<設備投資増加>

日本銀行横浜支店によると、県内企業の2013年下期の設備投資額は前年同期比22.3%増加。製造業は前年同期比15.5%増加、非製造業は前年同期比36.6%増加。

【新潟県】緩やかに持ち直し。

<住宅建築持ち直し其調>

12月の住宅着工戸数は、持家。貸家が増加し、全体では前年比37.3%増と5か月連続で増加。

 

【山梨県】持ち直してきている。

<設備投資回復傾向>

医療・介護関連施設、店舗などの新改築のほか、機械設備の増設もみられ、回復傾向。

【長野県】持ち直し。

<観光上向き>

県観光部が発表した年末年始における県下主要スキー場50か所の利用者数は前年比12.5%増加。

【富山県】緩やかに回復しつつある。

<受託建築増加>

12月の住宅着工戸数は前年比47.0%増と4ヶ月連続で増加。

【石川県】持ち直し。

<新幹線開業見据え建設相次ぐ>

金沢駅西地区では、新幹線開業を見据えビルやマンションの建設が相次ぐ。北國銀行新本店ビル、NHK金沢放送局、JR西日本のオフィスビル、北陸鉄道の複合商業施設など。

【福井県】個人消費および住宅建築に持ち直しの傾向がみられる。

<個人消費持ち直し>

11月の大型小売店販売は、衣料品が前年比5.0%減少、身の回り品が1.4%減少したものの、家具・家電・家庭用品、食堂・喫茶が小幅に増加に転じたことから、全体では前年比1.8%増と7か月連続で増加。

 

【岐阜県】持ち直しの動き。

<美濃加茂市が災害時電力供給協定を締結>

美濃加茂市が同市内に「美濃加茂エネルギーファーム」を設置した岐建・コスモ石油販売特定事業共同体と災害時電力供給協定を締結。

【静岡県】持ち直しの動きが拡がっている。

<内陸部に工業用地需要>

新東名の供用開始や津波懸念から内陸部への工業用地の需要が高まっていることから、静岡県も工業用地の造成を再開。

 

【愛知県】緩やかに回復。

<輸出増加>

12月の通関輸出額は前年比23.5%増と12か月連続して増加。

 

【三重県】回復の動き。

<鳥羽・志摩の海女による伝統的素潜り漁技術>

1月23日、12月に開催された三重県文化財保護審議会の審議・決議を経て、三重県教育委員会が「鳥羽・志摩の海女による伝統的素潜り漁技術」を県の無形民俗文化財に指定。

 

【滋賀県】緩やかに回復。

<設備投資好調持続>

12月の建築着工床面積(非居住用)は、商業用が3か月ぶりに減少したものの、工業用、サービス業用が増加し、全体では前年比62.8%増と3か月連続で増加。

 

【京都府】緩やかに回復している。

<パリで伝統産業製品の商談会>

京都市と京都商工会議所は、1月24日からフランス・パリで伝統産業製品の商談会などを開催。海外向けに開発した京漆器や京焼・清水焼などの商品をバイヤーなどへ提案し、海外に販路を拡げて国内需要が低迷する伝統産業の活性化を目指す。

 

【大阪府】持ち直しの動き。

<BCP策定企業は大手で64%、中小で18%>

関西経済連連合会がに西日本の企業2,166社を対象に行った調査によると、巨大地震に備えBCPを策定済みの企業は大企業で64%、中小企業で18%に過ぎなかった。

 

【奈良県】生産活動に弱めの動きがみられるものの、全体では緩やかな持ち直しの動き。

<観光、客室稼働率は前年比3.7ポイント上昇>

12月の奈良市および周辺主要ホテル9社(10ホテル)の客室稼働率は前年比3.7ポイント上昇し66.4%。宿泊客数は前年比6.4%増加。

【和歌山県】持ち直しの動きが見られる。

<6次産業化実践研修会を開催>

6次産業化サポートセンターは農林漁業や中小企業、行政関係者の6次産業化実践研修会を和歌山市内で開催。

 

【兵庫県】緩やかな持ち直しの動きが見られる

<マツバガニ豊漁>

但馬地域の2013年12月のマツバガニ(ズワイガニ雄)の漁は2008年以来の豊漁だった一方、セコガニ(雌)は一昨年比25.3%減少。マツバガニの漁獲量は但馬2漁協合計が前年比56.9%増の176t。

 

【鳥取県】回復の動きが続いている。

<境港の水揚げ好調>

日本海側有数の漁業基地である境港の2013年水揚げ量は13万6,000tと前年を19%上回り、全国3位(前年6位)。マイワシをはじめ、アジやマグロの水揚げが好調。

【島根県】個人消費は上向きつつあり、また公共投資、住宅建設、生産などで持ち直しの動きが見られるなど、総じて持ち直している。

<観光好調に推移>

11月の主要温泉地宿泊人員は12か月連続で増加、主要観光施設月別利用状況は10か月連続で増加。出雲大社の遷宮効果などから好調に推移。

 

【岡山県】駆け込みの需要などから回復が強まりつつある。

<鉄鋼好調>

自動車用薄板類や建築向けH鋼などで好調な需要が継続。低迷していた造船・舶用関連向けでも底打ちの感が窺われる。

 

【広島県】緩やかな持ち直し。

<設備投資持ち直しの動き>

2013年度の設備投資計画は、製造業が前年比6.3%増加、非製造業が16.3%増加し、全体では前年比10.4%増と前年度を上回る見通し。

【山口県】生産活動が持ち直し基調に推移し、個人消費の一部に明るさがみられるなど、緩やかに回復している。

<輸出増加基調>

12月の県内通関輸出額は前年比29.0%増と13か月連続で増加。徳山港、宇部港のアジア向け有機化合物、下関港の半導体等製造装置などが増加。

 

【徳島県】回復基調。

<池田高校が選抜出場>

第86回選抜高校野球大会に徳島県から池田高校が選出。夏春連覇を達成するなど優勝3回、準優勝2回を誇る。今回の選抜出場は実に27年ぶり8度目。

【香川県】緩やかに回復している。

<瀬戸内海国立公園指定80周年> 

県は、1934年3月16日の瀬戸内海の国立公園指定から今年80周年となることを受け、今年3月から秋にかけて「瀬戸内海国立公園指定80周年記念事業」として数多くの様々なイベントを開催。

 

【愛媛県】生産活動に弱さが残るものの、堅調な内需を背景に回復。

<削り節の需要減少傾向>

削り節は、だし取りの目的での購入が減少し、需要は減少傾向。主原料であるカツオの価格は漁獲量の回復を受けて国際相場は下落其調。

【高知県】持ち直している。

<高知県産食材による商談会>

1月30日、高知県産食材を使った料理の試食商談会「土佐の宴~高知家の食卓~」と高知県産野菜・果物の展示商談会「高知のこだわり青果市in大阪2014」が大阪市内のホテルで開催。

【福岡県】緩やかに持ち直している。

<福岡モーターショー2014開催>

1月24日~27日、福岡市で「福岡モーターショー2014」が開催。目玉は燃料電車(FCV)を中心とした次世代エコカー。

【佐賀県】緩やかな持ち直し。

<輸出、低調ながら一部持ち直し>

12月の伊万里港の輸出額は前年比52.5%減と2カ月連続で減少。唐津港の輸出額は2カ月連続で減少。

 

 

 

【長崎県】緩やかな持ち直しの動き。

<雇用情勢;厳しい状況ながら、やや持ち直し>

12月の有効求人倍率(季調済)は前月比0.01ポイント上昇し0.78倍。新規求人数は前年比6.6%増と6か月連続で増加。

 

【熊本県】緩やかな回復している。

<輸出好調>

12月の県内通関輸出額は、鉄鋼が減少したものの、金属鉱およびくず、一般機械、プラスチックが増加し、全体では前年比53.9%増と11か月連続で増加。

 

大分県】緩やかな持ち直しの動きが続く。 

<ジアス(世界農業遺産)次世代継承ファンドを設立>

大分県は、昨年5月に世界農業遺産(ジアス)に認定された国東半島宇佐地域の環境保全や地域活性化などを目指す「ジアス次世代継承ファンド」を2014年に設立。

 

【宮崎県】持ち直している。

<観光増加>

12月の宮崎空港乗降客数は前年比8.7%増の24万6,323人と24か月連続で増加。国内線が前年比8.6%増、国際線が同17.4%増。

 

【鹿児島県】雇用情勢が足踏みしているものの生産活動・観光関連に持ち直しの動きがみられるほか、個人消費は持ち直し、投資関連は好調に推移するなど、全体では回復傾向が続いている。

<豚流行性下痢>

農林水産省は、子豚が感染すると高い確率で死ぬ「豚流行性下痢(PED)」が昨年国内で7年ぶりに確認され、1月27日までに鹿児島、茨城など4県で計5,213頭が死んだと発表。本件では2万8,119等が感染。

 

【沖縄県】個人消費、公共工事、観光が回復に向けた動きにあるなど、回復。

<那覇空港の滑走路拡張>

沖縄県と那覇港管理組合は、那覇空港滑走路増設のため沖縄総合事務局が提出した公有水面埋め立て申請を承認。新滑走路は2019年12月完成し、2020年3月に供用開始の計画。

 

 

取材協力:一般社団法人全国地方銀行協会