世界最大スパンのつり橋となる江蘇省張靖皋長江大橋のメインプロジェクトである南航路橋の南主塔の杭基礎工事が完了し、六つの「世界初」を持つ同大橋の施工が新たな段階に入りました。
△張靖皋長江大橋の建設現場
張靖皋長江大橋は、張家港、靖江、如皋の3都市を結ぶ全長約30キロの橋で、長江をまたぐ区間の長さは7859メートルです。空中から見下ろすと、97本の杭基礎が整然と水面にそびえ立っており、1本の杭基礎は、長さ106.5メートル、直径2.8メートルです。
張靖皋大橋は、中国の第14次五カ年計画期間中(2021~25年)の重要な河川横断通路の一つであり、長江デルタ地域の一体化発展と長江経済帯の発展にとって重要な意義を持つとされています。
習近平国家主席は7日午後、広東省広州市にある松園でフランスのマクロン大統領と非公式会談を行いました。
習主席は庭園の水辺でマクロン大統領を出迎え、両元首は親しく握手を交わしました。
習主席はマクロン氏と庭園を散策し、時折足を止めて言葉を交わしながら、嶺南庭園の独特な景観をともに堪能しました。
外交部の華春瑩報道官は、習近平国家主席の招きに応じ、フランスのマクロン大統領が4月5日から7日にかけて中国を公式訪問すると発表しました。
また、毛寧報道官は、双方の協議を経て、フォン・ライエン欧州委員会委員長が4月5日から7日にかけて訪中することを発表しました。
中国海洋石油グループ(CNOOC)は29日、上海で中国初となる人民元決済による輸入液化天然ガス(LNG)取引が成立したと発表しました。これは、中国の石油・天然ガス貿易におけるクロスボーダー人民元決済が実質的な一歩を踏み出したことを示しています。
今回の取引は、上海石油・天然ガス取引センターでCNOOCとフランスのエネルギー大手トタルエナジーズが合意したものです。LNG資源は湾岸協力会議(GCC)のメンバー国であるアラブ首長国連邦から調達されます。人民元決済による輸入LNGの取引量は約6.5万トンに上るとされています。
中国の税関総署のデータによると、2022年に中国は5億トン以上の原油と1億トン以上の天然ガスを輸入しており、そのうちLNGの輸入量は6344万トンだったということです。