各紙によれば電力大手10社のうち、東京、中部、関西など7社が9月の電気料金を引き下げることが23日、明らかになった。火力発電の燃料である液化天然ガス(LNG)の価格下落を受けた措置。標準家庭の料金は、中部電力が前月より約270円安い7390円程度、東京電力が約210円安い7510円程度と大幅に下がる見通しだ。関西電力の下げ幅は約100円となる見込み。東北、九州の両電力も、100~120円前後の下げ幅となりそうだ。中国電力は約60円、四国電力も数円の値下げが予想される。
日本経済新聞社は23日、英教育・出版大手ピアソンから、英経済紙フィナンシャル・タイムズ(FT)を発行するフィナンシャル・タイムズ・グループを買収すると発表したと各紙が報じた。8億4400万ポンド(約1600億円)で全株式を買収する。日経新聞はFTグループの買収により、世界的な事業展開を目指すとしている。
ソニーモバイルコミュニケーションズは22日、都内のベンチャー企業「ZMP」と組み、小型無人機「ドローン」で空撮を行う事業を2016年に開始すると発表したと各紙が報じた。8月上旬に合弁会社を設立する。ソニーモバイルはスマートフォン以外の新規事業創出に力を入れており、ドローン事業をその一つと位置付けている。