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各都道府県の地域経済トピックス  2014年12月 印刷
2015年 1月 07日(水曜日) 00:02

【北海道】個人消費一部などに弱い動きがみられるものの、設備投資の底堅さや観光入込客の増勢が続いて、緩やかながら持ち直し基調を維持している。 

<千歳空港国際線26%増> 

新千歳航空事務所による10月の新千歳空港の国際線旅客数は前年比26%増(13万人)と10月では過去最高。台北線、ソウル線、春秋航空が直行便を就航した上海線が伸びた。

【青森県】基調としては緩やかなに持ち直しの動きが続いている。 

<「特A」取得目指す県産米の名称が「青天の霹靂」に> 

青森県は、県産米初の最高評価「特A」取得を目指す新品種「青系187号」について名称を「青天の霹靂」に決定した。2015年度には市場に本格デビュー予定。

【岩手県】持ち直しの動きに足踏み感。 

<住宅建築上昇> 

10月の住宅着工戸数は貸家で前年同月比38.4%の上昇、主力の持ち家で前年同月比15.1%の減少、分譲で前年同月比30.8%の減少、全体で11.5%の上昇となった。

 

【宮城県】全体として景気は、一部に弱い動きがみられるものの、震災復興需要などに伴い経済活動は総じて高水準で推移しており、基調としては緩やかに回復している。 

<地下鉄東西線の開業日発表> 

仙台市は、同市地下鉄東西線が平成27年12月6日開業する見込みであると発表した。東西線は南北線に続く2本目の市営地下鉄となる。

 

【秋田県】緩やかな回復の動きが足踏みしている。 

<東北電力が風力発電向け送電網実証実験> 

11月27日、東北電力は秋田県沿岸部と青森県上北地域で風力発電向けの送電網を整備する経済産業省の実証実験に参加すると発表した。

【山形県】持ち直しの動きが続いている。 

<「山形ディスティネーションキャンペーン」の経済波及効果125億円> 

山形銀行の推計によると6-9月の「山形ディスティネーションキャンペーン」の実施による観光消費額の増加は109億円で、経済波及効果125億円となった。

【福島県】個人消費の一部などで消費税増税前の駆け込み需要による反動減がみられるものの、公共投資が依然として高い水準にあり、生産活動も堅調に推移していることなどから、全体では回復の動きが続いている。 

<会津地域雇用創造推進協議会が雇用創出の取り組み> 

会津地域雇用創造推進協議会は、会津特有の食品加工や自然観光、伝統工芸、介護福祉の4分野を中心に2016年度までに495人の雇用を創出する取り組みに乗り出す。

【茨城県】景気は、依然として一部に弱い動きがみられるものの、基調的には持ち直している。 

<倒立振子型制御の車椅子型モビリティの実験をつくば市で開始>  

セグウェイジャパン㈱は倒立振子型制御の車椅子型モビリティの実験をつくば市のロボット特区を利用して11月7日から開始した。東京オリンピックに向けて新しいモビリティロボットの可能性を検証する。

【栃木県】県内経済は回復テンポが鈍化している。 

<全国健康福祉祭とちぎ大会「ねんりんピック栃木 2014」の経済波及効果88億円> 

栃木県は10月4~7日に開催された「ねんりんピック栃木 2014」の経済波及効果が88億3,200万円だったと発表した。

【群馬県】消費増税後の反動減から緩やかな回復基調にある。 

<県内企業の5割が「人員不足」と回答> 

群馬経済研究所が、県内企業の人員状況等を確認するためのアンケートを実施。約5割が「不足」と回答した。「不足」と回答した企業の約7割で人員不足により業績面にマイナスの影響が出ているとしている。

 

【埼玉県】県内景気は、個人消費で持ち直しの動きが業態ごとにまちまちとなり、生産活動も横ばいで推移するなど、総じて足踏みしている。 

<経済動向調査で前回予想から11ポイントマイナス> 

ぶぎん地域経済研究所が11月に実施した「埼玉県内企業経済動向調査」(回答企業266 社)によると、埼玉県内企業の業況感は足踏みしている。今回(10-12月)の業況判断BSIは-11と前回に比べ2ポイントの上昇にとどまり、前回予想を11ポイント下回った。

 

【千葉県】一部に弱さが見られるものの、緩やかな回復基調が続いている。

<千葉駅前地区の地下が横這いに>

国土交通省によれば県内7調査地区のうち「上昇」が2地区、「横ばい」が5地区、と、下落地区がゼロになった。下落が続いていた千葉駅前地区が1年9か月ぶりに横這いに転じた。

 

【東京都】都内の景気は、緩やかに持ち直しているものの、消費税引き上げ前の駆け込み需要の反動から、弱い動きも現れている。公共投資は前年を下回り、有効求人倍率は前月から低下したものの、百貨店、スーパー販売、輸出や工業生産(9月)などは増加した。

<東京都民銀行の取引先景況アンケート調査結果>

11月末に発表の同アンケート調査によると、自社業況判断DIは5.0と前回調査の14.7から9.7ポイント低下し、都内中小企業の傾向は悪化している。

 

神奈川県】駆け込み需要の反動の影響などにより、景気は弱含んでいるものの、輸出などに持ち直しの動きが現れている。

<電気機械上向く>

9月の電気機械生産指数は16.0%上昇と再び上昇し、3か月移動平均も4か月ぶりに上向いた。

【新潟県】横ばいで推移している。

<南魚沼市の「プラチナタウン」構想>

南魚沼市は「プラチナタウン」構想の実現を目指している。「プラチナタウン」構想とは、意欲や体力が充実しているシニアを首都圏から誘致し住んでもらおうという構想。

 

【山梨県】持ち直してきている。

<県がリニア用地取得業務を受託>

山梨県は11月22日、リニア中央新幹線の用地取得交渉などの業務受託に関してJR東海と合意し、協定を締結したと発表した。

【長野県】一部で弱い動きがみられるものの、回復に向けた動きが続いている。

<県北部で震度6弱の地震発生>

11月22日、県北部を震源とする最大震度6弱の強い地震が発生し、北安曇郡白馬村、小谷村を中心に家屋が倒壊する大きな被害が出た。

 

【富山県】一部に弱さも見られるが、緩やかな回復基調が続いている。

<北陸経済研究所が「北陸の農業ビジネス発展の可能性」に関する調査まとめる>

粗利率の低い農業は補助金で赤字を補填する側面があるとし、「補助金は国の政策に左右されやすく、継続性を考えると農産物販売の収益で黒字を出すことが必要」と指摘。

 

【石川県】県内経済は消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動が一部みられるものの、

緩やかに回復しつつある。

10月の実施県内企業の景気動向調査結果>

景況見通しのBSIは▲0.7となり、前回7月の調査より2.9ポイント低下し、2期ぶりの「下降」予想となった。

【福井県】緩やかな持ち直しの傾向が見られるものの、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動減が継続しており、円安傾向の影響により弱い動きも見られる。

<輸出、伸びが鈍化>

10月の敦賀港・福井港の通関輸出額は前年同月比18.1%減で11か月連続の減少となった。

 

【岐阜県】減速感がみられる。

<景気動向、先行指標が3.1ポイント下降>

8月の景気動向指数CI(平成22年=100)は、先行指標が95.6と前月比3.1ポイント下降、一般指標は110.1と同1.7ポイント下降となった。

 

【静岡県】一時的に減少している。

<二輪車、好調>

浜松市を中心とした遠州地域の二輪車生産台数は、アジア、欧州などの輸出向けが伸びて16か月連続で前年を上回った。

 

【愛知県】減速感がみられる。

<トヨタ自動車の10月国内生産は27.1万台>

トヨタ自動車の10月国内生産(単体)は27.1 万台(前年同月比 93.6%)と前年同月実績を下回った。国内販売は、12.2万台(前年同月比 90.5%)と前年同月実績を下回った。

 

【三重県】景気は減速の動きが持続。

<県と台日産業連携推進オフィスが「台湾と三重県の産業連携推進プラン」に署名>

11月8日、県と台日産業連携推進オフィス(TJPO)が「台湾と三重県の産業連携推進プラン」に関して署した。こうした推進プランをTJPOと策定するのは、三重県が初めて。

 

【滋賀県】一部で前向きの動きがみられるものの、引き続き足踏みの状態にある。

<県内の工場立地件数が大幅増加>

2014年上半期の近畿地区工場立地動向調査によると、滋賀県内の立地件数は25件で前年同期(17件)に比べ大幅に増加した。

【京都府】企業部門は生産が堅調水準維持から上昇へと持ち直しの動き。家計部門は一部を除き消費増税の影響が薄れ持ち直しの兆し。全体としては足踏みから若干上向きへ。

<清酒、弱含み>

底入れを探りつつもやや不安定な動き。伏見の清酒蔵出量は、7月前年比▲2.1%、8月同12.1%の後、9月は同+8.8と3か月ぶりに前年を上回るも、一進一退の不安定な動きが続く。

 

【大阪府】持ち直しの動き。

<近畿への訪日外国人客が増加>

JTB西日本が大阪・心斎橋に訪日外国人向けの観光案内所を26年12月に開くことを公表。近年、訪日外国人客が増加傾向である中、近畿においては全国を上回るペースで増加。

 

【奈良県】持ち直しの動きに一服感がみられる。

<観光、改善基調>

10月の奈良市及び周辺主要ホテル9社の客室稼働率は、前年比は4.5ポイント上昇の83.6%、宿泊客数は前年比5.0%増加。

【和歌山県】一部に回復に向けた動きがみられるものの、足踏みや停滞感が顕在化してきており、一進一退の状況が続いている。

<和歌山市中央卸売市場が再整備計画>

和歌山市は、中央卸売市場の老朽化に伴う再整備を進める中で、市場機能だけではなくレストランや農産物の直売所、道の駅などの併設を検討し基本計画を策定する。

【兵庫県】緩やかに回復している。

<但馬のズワイガニ豊漁

但馬の各漁港で6日にあったズワイガニの初競りで、合計の漁獲量は昨年を23.5%上回る38トンだったことが但馬水産事務所のまとめでわかった。

【鳥取県】百貨店売上は前年比で減少し、新車販売台数は前年比で減少するなど、引き続き一部に足踏み傾向が続くが、全体的には横ばいとなっている。

<水木しげるロード5年連続200万人突破>

境港市は11月7日、「ゲゲゲの鬼太郎」などのブロンズ像が並ぶ同市の水木しげるロードの今年の入り込み客数が5年連続で200万人を突破したと発表した。

 

【島根県】消費税増税前の駆け込み需要の反動により個人消費や住宅建設に弱さが残り、生産にも一部に弱い動きがみられるものの、公共投資等で増勢を維持しており、基調として緩やかに持ち直している。

<観光、足元弱含み>

9月の主要温泉地宿泊人員が前年比19.2%減と5か月連続で、10月の主要観光施設月別利用者数も前年比26.9%減と6か月連続で、それぞれ前年を下回った。

 

【岡山県】一部で駆け込み需要の反動減が続くものの、緩やかに回復。

<輸出、持ち直しの兆し>

10月の通関、輸出額は、前年比32.6%増と2か月連続の前年比増。主な製品で、自動車は4か月連続、鉄鋼は2か月連続、化学製品は3か月ぶりの前年比増加。

【広島県】全体として横這い圏内の動きとなっている。

<輸出、回復している>

10月の県内通関輸出額は、自動車部門などが前年を上回ったことから、前年同月比+17.1%と5か月連続してプラスとなった。

【山口県】生産活動が堅調に推移するなど、景気は緩やかに回復しているものの、個人消費の一部に弱さがみられる。

<山口大学が国際総合科学部を新設>

山口大学は、国際総合科学部の新設を文部科学省から認可されたと発表。2015年4月に

開設。海外留学を必須化するなど特に英語教育を強化。

【徳島県】景気回復に一服感がみられる。

<「徳島ビジネスフォーラムin東京」を開催>

11月18日、東京都内のホテルでLED産業の集積や光ファイバー網の整備など、徳島県の企業立地環境を紹介し、新たな誘致につなげる「徳島ビジネスフォーラムin東京」を開催した。

【香川県】消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動がみられているが、基調的には緩やかな回復を続けている。

<欧米諸国からの観光客が急増>

米国や英国、フランスなど6か国からの2014年上期の香川県内宿泊者数は1万940人に上り、前年同期の5倍強に。

 

【愛媛県】個人消費などに弱さがみられるが、緩やかな回復基調が続く。

<海面養殖、マダイの上値重い>

マダイの浜値は630円/kg前後で推移している。在池尾数が多く、弱含みで推移しており、当面上値は重いと見込まれる。ハマチの浜値は890円/kg前後で推移している。

【高知県】景気回復に一服感が続いている。

<サニーマートが「ローソン」を展開 >

サニーマートが平成27年3月から、県内でコンビニ「ローソン」を展開することが10月27日に分かった。これまで運営してきた「スリーエフ」から切り替える。

【福岡県】一部に弱さはあるものの、着実に持ち直している。

<西部ガスの「ひびきLNG基地」が本格稼働>

11月7日、西部ガスのLNG大型拠点「ひびきLNG基地」が北九州市若松地区に完成し、本格稼働した。

 

【佐賀県】低調ながら、一部持ち直しに向けた動きが続くとみられている。

<観光、低調ながら一部持ち直し>

10月の唐津地区は、前年並みの業況だが、円安の影響で外国人観光客の入りが良い。嬉野地区は、近年にない好調で行楽客の他、長崎国体の関連宿泊が数字を押し上げた。

 

【長崎県】持ち直しの動き、足踏み。

<生産活動、持ち直し>

9月の県内大手・中堅造船の生産高は 39.6%増と2か月連続の増加。また、機械・重電

の生産高は 11.4%減と4か月連続の減少。10月の電子部品生産は26.0%増と4か月連続の増加。9月の鉱工業生産指数(季調済)は73.2、前年同月比14.4%減と3か月連続の低下。

 

【熊本県】一部に弱い動きもみられるが、緩やかな回復が継続。

<雇用情勢、好調>

10月の有効求人倍率は前月比0.01ポイント上昇し1.05倍。新規求人数は0.4%増加。

 

大分県】一部に弱い動きがみられる。

<「JRおおいたシティ」の商業施設テナントが発表に>

2015 年春開業予定のJR大分駅ビル「JRおおいたシティ」の商業施設「アミュプラザおおいた」のテナント177店が発表された。大分初出店は119店で全体の65%に上る。

 

【宮崎県】持ち直しの動きは鈍い。

<宮崎大学が「地域資源創生学部(仮称)」の設置を発表>

宮崎大学は、2016年4月に文理融合の新学部「地域資源創生学部(仮称)」の設置を発表した。地域創生を実現できる人材を送り出すという。

 

【鹿児島県】最近の県内景況は、観光関連がやや持ち直し、生産活動、雇用情勢が横ばいとなっている。一方で、消費関連はやや弱含み、さらに投資関連は弱含むなど、全体として弱い動きが続いている。

<焼酎生産、前年を下回る>

9月の焼酎生産は2か月連続で前年を下回った。出荷量は県内課税、県外課税、県外未納税ともに前年を下回り、6か月連続で前年を下回った。

 

【沖縄県】観光関連、建設関連が好調に推移し、消費関連も概ね好調なことから、県内景気は拡大の動きが強まっている。

<新県知事に翁長雄志氏を選出

沖縄県知事選が行われ、前那覇市町の翁長雄志氏が36万820票を獲得し、現職の仲井眞弘氏を敗って当選した。

 

 

取材協力:一般社団法人全国地方銀行協会