日本自動車工業会がまとめた2012年７月の生産・輸出実績によると、軽自動車の生産台数が７月として過去最高の前年同月比52.1％増の15万2097台となった。乗用車全体の生産台数も同19.4％増の79万9253台で11年10月以降10カ月連続のプラス。普通車や小型車も前年を上回ったが、軽に人気が集まった。エコカー補助金効果と新車効果により販売が好調に推移し、生産台数を引き上げた。４輪車の生産台数も10カ月連続で前年を上回り、同16.7増の92万2685台だった。

東日本大震災の津波で大きな被害を受けた宮城県女川町の女川港で３日、サンマが初水揚げされたと各紙が報じた。復旧途上の港に「秋の味覚」が届けられ、地元関係者らの笑顔がはじけた。北海道根室港所属の第８若潮丸が１、２両日に北海道沖で計55トンを漁獲し、入港した。水揚げされたサンマは大ぶりな180グラム程度が中心で、入札では１キロ当たり210～260円で取引され、全国で流通するという。

国土交通省は23日、１～２人が乗れる「超小型車」の普及に向け、試験導入する自治体に車両の購入やリースの費用を半額補助する支援制度を2013年度から始める方針を固めたと各紙が報じた。国交省は13年度予算の概算要求に必要経費を盛り込む。補助の対象として想定しているのは自治体のほか、観光、物流の関係業者。超小型車は、道路運送車両法の車両区分に規定がない。このため国交省は、公道での走行を認める試験導入制度を今秋にもつくり、超小型車を山間地での利用や観光振興に活用するモデル事業を公募するという。

ソニーは、業界最大クラス84V型の4K（3840×2160）液晶パネルを搭載した4K対応液晶テレビ「BRAVIA」を発表したと各紙が報じた。世界全地域で年内より順次発売する。フルHD（1920×1080）の4倍となる約829万画素を持つ4K液晶パネルと、4K対応液晶テレビに最適化した超解像高画質回路「4K X-Reality PRO」を搭載したモデル。低解像度のネット動画から、デジタル放送やブルーレイのHD映像など、さまざまな解像度のコンテンツを4K解像度の高画質映像に変換して表示することが可能だという。