孫部長は18日、記者の取材を受けた際に、ベストシティー実践区の展示について、中国各地域政府や建築家らが興味を示しており、これまで、上海、天津、唐山など多くの都市が実践区のモデル都市と協力意向書に調印したことを明らかにしました。
上海万博のベストシティー実践区には世界の代表的な都市の実践ケースが50以上展示されています。このうち、カナダのモントリオールと上 海は最新の協力覚書に調印し、今後3年間環境と公共衛生に関する話題に注目していくこととなります。また、上海市住宅保障局家屋管理局はマドリード市計画 住宅部と「マドリード・上海保障協力枠組み協議」に調印し、社会保障住宅の建設やエコ住宅事業などの面で協力するということです。上海フォルクスワーゲン 自動車レンタル会社はドイツのブレーメン市と提携して、上海を自動車共用モデル都市にしていくとのことです。
このほか、唐山市はスウェーデンのマルメケースと持続可能な都市づくりに関する意向書に調印しました。また、北京や山東省などの地域もマルメ市の実践ケースに興味を示しており、テーマ別に実用を模索するとの意向を示しました。(翻訳:ヒガシ)
今年1月から8月まで、中国とASEANの貿易総額は1853億ドルに達し、去年同期より47%以上増えました。そのうち、中国の輸入額 は去年同期より54.4%増の973億ドルで、輸出額は40%増の880億ドルとなりました。ASEANは中国の3番目輸入市場と4番目輸出市場となって います。(翻訳:Katsu チェック:Kokusei)
中国鉄道省のチーフエンジニアを勤める何華武氏は19日、「時速380キロの高速列車の研究開発が一段落した。現在500キロの高速列車の開発に取り組んでいる」と述べました。
現在運営している高速列車「和諧号」は、開発や製造技術の面で世界をリードしています。また、今年9月28日に、上海と杭州を結ぶ次世代高速列車の試運行が行われ、最高時速が416.6キロに達し、世界最高を記録しました。
9月末までに、中国高速鉄道の運営総延長距離数は7055キロとなっています。(朱丹陽)
2005年から2009年までの5年間、中国のサービス貿易の規模が急ピッチで拡大し、世界でのランキングも上昇しつづけ、2005年では8位だったが2009年は5位となりました。
統計によりますと、2005年から2009年までの5年間、中国のサービス貿易輸出額は1571億ドルから2868億ドルと、2倍あまり増加し、年平均14.9%増加したことになりました。
サービス貿易の規模と共に、構造の最適化も進んでいます。そのうち観光、輸送などの業界が輸出総額で占める割合は年毎に下がる一方、保 険、コンピューター、情報サービス、コンサルティングなどの新しい業界が占める割合は上昇し、サービス輸出の半分近くを占めています。(朱丹陽)
台風13号の襲来に備え、中国では18日、国家災害救助警報を出しました。
中国気象局によりますと、台風13号は19日未明から午前にかけて南中国海東部に入り、その影響により、今後の数日間、中国南東部の海南、広東、 広西、福建の一部地域では豪雨に見舞われ、都市の冠水、洪水、山崩れ、土石流などの災害が発生する可能性があるということです。
これに対して、中国国家災害削減委員会と民政省は18日、国家災害救助警報を出すと共に、災害救助作業を手配しています。(翻訳:ヒガシ)