2010年中国国際友好都市大会のプログラムである多国間フォーラムが9日、上海喜来登ホテルで行われました。このフォーラムさらに中 国・アフリカ友好都市フォーラム、中国・アメリカ友好都市フォーラム、中国・ラテンアメリカ友好都市フォーラム、中国・カナダ友好都市フォーラムの4つに 分けられ、同時に行われます。
それぞれのフォーラムでは、各国から来た参加者が自分の都市の特色や、中国との友好関係を促進するために行った取り組みなどを紹介します。
中国・アメリカ友好都市フォーラムの席上、8日に新しい友好都市を締結したばかりの山西省晋城市の王茂設市長が発言しました。王市長は晋城市の発展の様子を紹介し、「環境保護とクリーンエネルギーの利用が21世紀の都市発展にとって、不可欠である」と指摘しました。
多国間フォーラムは中国国際友好都市大会の中でも重要な位置にあり、国内外の都市に交流の場を提供しています。特にこの数年間で、友好都市は環境保護、低炭経済、新エネ利用など、世界に注目されている問題について交流し、国家間の提携関係を拡大しています。(牟ケン)
IMF・国際通貨基金は9日、雑誌「金融と発展」の最新号に、世界で ミレニアム目標の実施状況を評価する文章を発表しました。この文章は、「世界で最貧困の状況が著しく減少され、全面的な基礎教育が実施され、高等学校へ入 学する性別比率の格差も低下した。しかし、世界経済危機前のミレニアム目標の実施の勢いを取り戻すには多くの事をやらなければならない」としています。
IMFは「発展途上国が金融危機から回復する速度は予想より速い。しかし、今後数年間、ミレニアム目標の進展はおそく、その実現が計画より5年遅れ、2020年になるだろう」とみています。
今年で予定されるミレニアム目標の実現まで、5年しかありません。今月20日から22日まで、世界各国の指導者はニューヨークで開かれる各国首脳会議に出席し、ミレニアム目標の実現を推進して行きます。(翻訳:董燕華)
中国税関総署が10日明らかにしたところによりますと、今年の1月から8月までの中国の対外貿易輸出入総額は去年同期より40%増え、1兆8700億ドルに上りました。その中、輸出は3割以上、輸入は4割以上とそれぞれ増加しています。
8月の輸出入総額は2500億ドルに達し、去年同期より3割増えました。
また、1月から8月までの貿易黒字は去年同期より1割減少し、1039億ドルとなりました。(翻訳:董燕華)
アメリカのカーター元大統領は、9日、中国湖南省長沙大学を訪問し、米中関係と文化交流などをテーマに講演を行いました。
カーター氏は、「米中両国人民、特に青年は、互いに交流と理解を深め、共に世界の平和と経済発展に寄与すべきだ。グローバルな諸問題に対し、米中両国人民は協力を強化し、理解を深めるべきだ」と述べました。
カーター氏は、中国人民対外友好協会の招きで、第四回中国シ江国際平和文化祭に参加にします。(ロカン)
中国人民解放軍総参謀長の陳炳徳大将が9日、中国とカザフスタンが軍事協力を強化し、地域安全を確保することを明らかにしました。
これは、カザフスタンで「平和の使命――2010」の合同軍事演習参加の陳炳徳大将が、アルマトイでカザフスタン共和国国防省のザスザコブ第一副国防相と会った時に発表したものです。
今回の軍事演習の目的は、この地域の「三つの勢力」(過激主義・分離主義・テロリズム)に打撃を加える能力を高めるためです。(翻訳:李陽 チェック:国清)