中国国家エネルギー局によりますと、青海チベット直流送電網の接続工事が29日、青海のゴルムドとチベットのラサで始まりました。
国家エネルギー局の局長は、「チベット自治区の電力供給問題を根本的に解決するために、青海チベット送電網の接続工事を行うことを決定し た。この工事は直流送電方式を取り、送電力は60万キロワットアワーで、送電距離は1038キロ、投資額は約63億元に達する。これは青海チベット鉄道に ついで、青海とチベットを繋ぐエネルギー大動脈となり、チベットの経済発展に重要なエネルギーの保障を提供することになる」と述べました。
青海チベット送電線の最高地点は海抜5300メートルにもなるということです。(翻訳:トウエンカ)
中央アジア地域経済協力商工業発展フォーラムが29日、中国新疆ウイグル自治区のウルムチで始まりました。
このフォーラムにはアフガニスタン、アゼルバイジャン、カザフスタン、キルギスなど10カ国から政府や企業の関係者数百人が参加していま す。2日間の日程で、貿易の促進や交通のインフラ整備、物流センターの設置およびエネルギー貿易などについて話し合いが行われています。
フォーラムで、中国の易小準商務次官は、今年3月末までに、中央アジア諸国に投資した中国新疆の企業は130社あり、投資総額はおよそ8億ドルとなっていることを明らかにしました。(鵬)
7月29日は第1回の世界虎デーです。この日、中国国家林業局と北京林業大学などが共同で、宣伝活動を行い、野生の虎を保護するよう呼びかけました。
林業部門の支援の下、北京林業大学は40人のボランティアを募集し、それぞれ、北京動物園や朝陽公園などでポスターや記念品などを配り、世界の野生虎の生息状況と保護を説明し、野生虎製品の購入の拒否と生息地の破壊行為に抵抗するよう呼びかけました。
なお、今年1月、タイで開かれた虎保護についてのアジア閣僚級会議で7月29日を世界虎デーにすることが決まりました。現在、世界の野生虎の数は3000頭ですが、中国には60頭しかいません。(翻訳:トウエンカ)
改革は期間を分けて進められます。第1期は来年末までで、主に農村部からの「農民工」と呼ばれる出稼ぎ労働者や、農村戸籍を持つ大学生と短大生の 戸籍を変更します。第2期は2012年から2020年までで、都市部戸籍を持つための条件をより緩和して、毎年80万から90万人の農村人口を受け入れる 計画です。これによって、2020年末までに都市部住民は毎年700万人ずつ増加します。
今回の戸籍改革について、重慶市の黄奇帆市長は「中国で実施される初の最大規模の改革である。『農民工』に都市部住民と同様の待遇を享受 してもらい、子供の教育や養老問題を抜本的に解決したい」とした上で、「今度の改革は、『農民工』の権益確保、内需の拡大、生産力の向上、資源の流動、都 市部の活性化などで、積極的な意義を持っている」と強調しました。