2013年 5月 28日(火曜日) 00:00 |
各紙によれば下村博文文部科学相は28日の閣議後記者会見で、茨城県東海村の加速器実験施設「J―PARC」の放射能漏れ事故や、福井県敦賀市の高速増殖炉「もんじゅ」の点検漏れなど不祥事が相次いだ日本原子力研究開発機構について、抜本的な組織改革を検討する「改革本部」を省内に設置する方針を明らかにした。文科相を本部長とし、同省幹部や外部有識者を加え、7月末ごろまでに改革案をまとめる。J―PARCを共同運営する高エネルギー加速器研究機構に対しても、原子力機構とともに安全管理体制の総点検を要請し、報告を求める。また、国内の研究機関・大学が設置する22カ所の加速器について、緊急時の対応手順など安全管理体制を確認するという。 |
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2013年 5月 28日(火曜日) 00:00 |
文部科学省の有識者会議は27日、中学、高校の運動部活動での体罰などの許されない指導と、認められる指導の例を盛り込んだガイドラインを定め、下村博文文科相に提出したと各紙が報じた。許されない指導例として「長時間にわたって無意味に正座をさせたり立たせたりする」などを挙げた。6月にも全ての中学、高校に通知する。このほか許されない例として、「熱中症を起こすかもしれない状況で、水を飲ませず長時間ランニングさせる」「相手の生徒が受け身をできないように投げたり、まいったと意思表示しているのに攻撃を続けたりする」「防具で守られていない特定の部位への攻撃を繰り返す」なども示した。 また、「殴る、蹴る」やパワー・ハラスメント、セクシュアル・ハラスメントにあたる発言も許されないとした。 |
2013年 5月 28日(火曜日) 00:00 |
国土交通省中部地方整備局や県、南信地方の28市町村は26日、天竜川流域での大規模な水害や土砂災害を想定した「天竜川上流水防演習」を飯田市川路と伊那市小出島で行った信濃毎日新聞が報じた。同整備局管内で最大の水防訓練として2年に一度、長野、愛知、岐阜、三重、静岡の中部5県が持ち回りで実施しており、長野県では12年ぶり。消防団員や住民を含めた約2千人が参加し、情報収集や応急対策、被災者救出などの実践的な訓練をした。台風の接近で梅雨前線が刺激され、長野県内を大雨が襲ったと想定。両会場で計約30の訓練が行われた。 |
2013年 5月 28日(火曜日) 00:00 |
各紙によれば政府の「教育再生実行会議」(座長・鎌田薫早稲田大総長)がまとめた「大学教育などのあり方」に関する提言の最終案が26日、判明したと。外国語教育に熱心な高校を「スーパー・グローバル・ハイスクール」(仮称)に指定し、支援を強化する一方、世界で活躍できる人材の輩出を目指して「今後10年で世界大学トップ100に10校以上」との目標も定めた。提言案は「徹底した国際化を断行し、世界に伍して競う大学の教育環境をつくる」と明記。海外の大学と渡り合える教育内容や学生のレベルアップを図る必要性を指摘し、小学校での英語教科化などを提案した。 |
2013年 5月 27日(月曜日) 00:00 |
各紙によれあ茨城県東海村の加速器実験施設J-PARC内の原子核素粒子実験施設で起きた放射性物質の漏出事故で、日本原子力研究開発機構は26日、新たに24人の内部被曝ひばくが判明したと発表した。これで計30人の内部被曝が確認された。事故当時、施設内にいた55人のうち、26日までに新たに29人の検査を実施。24人の被曝量は0.1~1.7ミリ・シーベルトだった。実験施設を管理する高エネルギー加速器研究機構などの調査で、事故の引き金となった陽子ビームの出力の異常は、陽子の量を調節する電磁石に過大な電流が流れたのが原因とみられることがわかったという。 |
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