2013年 6月 20日(木曜日) 00:00 |
各紙によれば茨城県東海村の加速器実験施設「J-PARC」内で起きた放射性物質の漏えい事故で、施設を共同運営する日本原子力研究開発機構と高エネルギー加速器研究機構は18日、事故後、2回目に動かした換気扇は約65時間半にわたり回し続けていたとする追加報告書を原子力規制庁に提出した。機構側は、「線量が下がっていたので問題ないと思った」と釈明した。追加報告書によると、事故のあった5月23日は、事故直後の1回目に続いて、午後5時半から再び換気扇を動かし、26日午前11時頃まで回し続けた。その間、24日午後6時頃には、事故直後に換気扇を回したことが外部に放射性物質が漏れた原因だとわかったが、止めることはなかったという。
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2013年 6月 20日(木曜日) 00:00 |
原子力規制委員会(田中俊一委員長)は19日の定例会合で、地震・津波や過酷事故の安全対策を厳格化した原発の新規制基準を決めた。閣議決定を経て、7月8日から施行する。これを受け、泊原発(後志管内泊村)1~3号機を持つ北海道電力など電力4社は6原発12基ついて、施行直後の7月中にも再稼働に向けた安全審査を申請する見通しと北海道新聞が報じた。新基準施行後、速やかに泊原発全3基の再稼働を申請したいとしている。
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2013年 6月 20日(木曜日) 00:00 |
福井県の西川一誠知事は18日、原発事故時の周辺住民の避難先として兵庫と奈良、石川の3県を想定し、既に協議を進めていることを明らかにしたと各紙が報じた。福井県が具体的な県外避難先を示すのは初めて。これまで県内での避難しか計画せず、原発のある地元から不満や不安の声が上がっていた。県外避難を盛り込み、来月中に地域防災計画を改定する。同日開会した県議会で表明した。避難先は、原発14基が林立する県南部の小浜市と若狭町、おおい町、高浜町が兵庫県、敦賀市は奈良県。美浜町は町の意向で県内の大野市となった。30キロ圏に入る鯖江市や越前市の住民は石川県に避難するという。 |
2013年 6月 20日(木曜日) 00:00 |
東京都は、スマートエネルギー都市の推進に向けた補助事業を開始すると発表したと18日各紙が報じた。電力使用状況の見える化を図り、需給の効率的な制御によりピーク時の電力消費を抑える仕組みを推進するとともに、低炭素かつ災害に強い都市づくりに向けた分散型電源の普及を図るため、家庭、オフィス、中小テナント向けに3つの補助事業を実施する。本事業では、公益財団法人東京都環境公社と連携し、総額約100億円の基金の造成により複数年にわたり補助を実施することで、エネルギーマネジメントシステム及び分散型エネルギーの飛躍的な普及拡大を目指すという。 |
2013年 6月 20日(木曜日) 00:00 |
各紙によれば個人消費の活性化策を検討していた経済産業省の有識者懇談会は19日、膨大な電子データの集積である「ビッグデータ」の活用に向けた官民連携の新機関の設置や、値下げ競争を抑制するための独占禁止法指針の改正を柱とする提言をまとめた。経産省は提言を踏まえ、実現に向けた検討作業に着手する。ビッグデータには検索サイトやインターネット商店の利用記録などが含まれ、企業が顧客の消費行動を探るための情報となる。日本ではプライバシー保護のルールが整っておらず、欧米ほど利用が進んでいないという。 |
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